micro:bit 標準搭載機能を使う際のポイント

🌡️ 温度センサー

背面左上に内蔵されているチップで温度を測ります。 計測誤差が 4 ℃ まであります (実際の温度より高めに検出されることが多いようです)。より高い精度を求める場合 BME280 など、外部の温度センサーを使う必要があります。

🌞 明るさセンサー

LED 画面の一部を使って周囲の明るさを測ります。 周囲が暗いとき 0 が得らます。明るさに応じて大きい値が得られ、最大 255 が得られます。 micro:bit は明るさとアナログ値を同時に取得することができません。同時に読み取ると誤った値が得られます。

🧭 コンパス

コンパスをはじめて使用するとき、校正を行う必要があります。構成は一度行うと保存され次回からはそのまま利用できるようになります。 コンパスは磁場に反応します。たとえば micro:bit を金属製の物体に取り付けたりすると、地磁気の読み取り精度に悪影響を及ぼします。 異なる場所で利用する場合や micro:bit 本体に接続している機材を変える場合は、再校正することによって精度が高まります。

校正 (キャリブレーション)

校正が始まると LED 画面上に “TILT TO FILL SCREEN” (傾けて画面を埋めてください) とスクロール表示されます。 校正が完了するまでプログラムは一時停止します。 校正は、LED 画面をすべて点灯するように機体を色々な方向に傾け、回転させることで完了します。